IMCの車両メンテナンス〈エンジン編〉

みなさん、メンテナンスされてますか?

サンクチュアリーIMCの鈴木です。どうもみなさんこんにちは。

私鈴木は日頃の運動不足を解消するために自転車通勤をしたいな~と、自宅を出るときにいつもチラッと自転車が目に入るのですが、さすがにこう寒くなってきましたからね。。。(言い訳)私鈴木も1980年製”旧年式”となりますので、体のメンテナンスにも気を付けていかなければな~、なんて思っております。

オートバイも全く一緒で、旧年式車になればなるほどしっかりとしたメンテナンスが重要となります。寒い冬はどうしても乗る機会も減ってしまうと思うんですが、その間に比較的長期間作業のメンテナンスをご検討されている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

ということで今回は、エンジンについてのメンテナンスとはどんな作業内容があるのか?なぜオーバーホールが必要なのか?など、少しお話してみたいと思います。

みなさん、オーバーホールって具体的にどんなことをする作業だと思いますか?バイク屋さんのメカニックの方と話した機会がある方や、雑誌やインターネットの記事などで知ってる方もいらっしゃるかと思いますが、聞いたことはあるけど具体的には?という方もいらっしゃるかと思います。

一般的にオーバーホールとは、一度分解、洗浄、消耗具合を点検し、部品交換や修理などで精度を回復するための必要な処置を行い、再び組み立てる作業です。

機械仕掛けの製品は、タイヤやブレーキパット、エンジンオイルなどの目に見える消耗品だけではなく、動いている全ての部品が消耗しますから、定期的にこういったメンテナンスが必要となるんですよね。

もちろんエンジンも同様で、走行距離数や長い期間走り続けてきた旧年式車両は特に、高熱、高圧、そして高回転と長期間過酷な状況を継続してきたことになります。

摩耗した状態のエンジンで走り続けるとどうなるか?ということなんですが、4サイクルエンジンを例に挙げると、マフラーから煙が出始めたり、ツーリングに出かけて帰ってきたら2スト並みにエンジンオイルが減ってしまっていたり、エンジン音がガチャガチャ言い始めたりと、様々な”前兆”が出始めます。一旦規定値以上の摩耗が発生してしまうと、部品同士のすき間が大きくなる訳ですから使えば使う程にどんどん摩耗が加速していくことになります。

機械のその”前兆”に気が付かずに、または分かっているけどもう少し大丈夫じゃない?と、なにもせずに使い続けていると、、、

 

ある日突然、重大なトラブルを引き起こすことになります。

 

これはコンロッドのメタルベアリングの破損により損傷してしまったピストンとシリンダーヘッドです。ここまでのダメージを受けてしまうと修復するのは現実的ではなくなってしまいます。

ですので、少しでも早めに対策処置してあげることが重大なトラブルを回避できることになり、結果的にも修理費用も抑えることにもつながるんです。大掛かりな作業になる前に、事前にしっかりとしたメンテナンスをしておくことが後々のトラブル回避につながる、ということになりますね。

エンジンのメンテナンスといっても作業内容は様々でして、こちらはエンジンからのオイル漏れ修理でお預かりさせて頂きました、カワサキKZ900のエンジン作業です。

旧年式車の場合、ガスケットと呼ばれるオイル漏れを抑えるパッキンが古くなってオイル漏れが発生するケースが非常に多いんです。そのため部品を交換するにしても、現在は信頼のおける対策されたアフターマーケットパーツが数多く入手できますので、そういった対策部品を使い組み直しトラブルを軽減する、という現行車両のメンテナンスとはまた違った工程が必要とされる部分が数多くあります。

またそれぞれの車両によって対策が必要な個所があったりしますので、その後のマイレージに大きく影響するところですから一つ一つしっかりと確認し、対応処置してあげることがその後のトラブルの回避につながっていきます。

同じくZ系のエンジンですが、こちらは150psを超えるレース用チューニングエンジンです。全く性質の違う内容のエンジン作業になるんですが、どの作業にも共通していなければならないことが一つあります。

それは、安心安全であること、です。過酷な環境に晒される目に見えない部分だからこそ、徹底した精度管理=安全管理が必要となるんですよね。

旧年式車両のエンジンメンテナンスを考えているけど、どこにどう頼んでいいかのかわからない、といったご相談をいただくことがあります。サンクチュアリーIMCでは、旧年式車向けにエンジンの補修からレーシングユース向けの作業まで、ご希望の用途に合わせてメニュー分けをしております。

for standard:修理、補修及びリビルド、など

for street :補修及びリビルド+社外製ピストンボアアップ、など

for sports :補修及びリビルド+社外製ピストンボアアップ+ハイリフトカムシャフト、など

for racing :補修及びリビルド+社外製ピストンボアアップ+ハイリフトカムシャフト+高圧縮化、など

機械ですので、壊れてしまったら乗り換えるというのも一つの判断基準になるかと思います。ですが、生涯この愛車と走り続けるんだ!と、そんな方も少なくないと思います。

愛車の目の見えない部分だからこそ、安心して乗り続けられる状態を維持して、バイクライフを楽しんで頂きたいと思います。

もちろん旧年式車両以外にも、現行水冷車両のエンジンメンテナンスもお受けしておりますので、ご相談いただいた内容によりお客様のご使用の用途に合わせて適したメニューでご提案させて頂きます。気になる方はお気軽にお問い合わせいただけたらと思います。

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